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白木といえば、代表的なのがタモ材とオーク材。
どちらも、ナチュラルな色合い・木目の美しさなどが
よく似ている木材ですが、
今回は、その中の「タモ材」についてまとめました。
オーク材と共に人気の高いタモ材ですが、
すぐにイメージが湧く人は少ないのではないでしょうか?
わたしもその一人。
タモ・・・
数ある木材のなかでも、
強度が高くて木目が美しい「タモ材」は
日本において特に人気があります。
ナチュラルで均一な木目が特徴で、
北欧テイストの家具によく使われているので
・ナチュラル風な部屋にしたい!
・北欧家具がすき!
といった方にはおすすめの木材です。
この記事を読んで頂ければ、
ひと通り「タモ材」について
理解できますので
是非参考にして頂けると嬉しいです。
この記事でわかること
- タモ材ってなに?
- タモ材の特徴
- メリット、デメリット
- 強度や耐久性は?
- タモ材はどこで買えるの?
私があちこちのネットショップを調べまくった結果、
マルトクショップが安くて、種類も豊富、HPも使いやすかったです。
記事の最後の方でも少し紹介したいと思いますので、最後まで読んで頂けると嬉しいです!
タモ材ってなに?
タモ材は、モクセイ科トネリコ属の広葉樹。
タモ材にあげられる木は、
ヤチダモ、アオダモ、シオジなど国内でも複数あり、
用途にあった木を使う事が大事です。
また、針葉樹と比べ、
広葉樹は成長速度がゆっくりなのが特徴です。
10年ほど前から高い人気を持っており、
産地は日本の他、中国やロシアなど。
国産のタモ材は人気だけど、
林業の後継者不足などによって供給量が減少傾向に(。-_-。)
なので、ロシア産・中国産も人気になっています。
タモ材は、別名「アッシュ材」とも呼ばれるよ!
産地によって呼び方が変わるけど、
タモ材と同じでトネリコ属に分類☟
- 日本→ジャパニーズアッシュ
- アメリカ→ホワイトアッシュ
※「アメリカトネリコ」や「アメリカタモ」の事 - ヨーロッパ→ユーロピアンアッシュ
成長するとかなり大きくなるので、
まとまった量を丸太からとることができる。
成長度合いで硬さも変化するため、
成長の良い硬いものは、「スポーツ用品」
成長の遅い柔らかいもの「家具など加工品」に向いています。
「欠点」の少ない木材として、
昔から家具だけでなく、
建築物や楽器、スポーツ用品にも、幅広く使われています。
タモ材にも無垢材と集成材があり、
無垢材は「木からそのまま取り出した」もの。
集成材は「小さい木材を接着剤などで貼り合わせて作られた人工の木材」のこと。
集成材は価格が安く、無垢材より反りや縮みなどが少ないから初心者には扱いやすいよ!
白木の代表的な木材、
タモ材とオーク材(ナラ)はよく似ていて、
プロでもなければ見分けるのは難しいと思います。
そんな似ている木材の見分けるポイントは?
それは、木目です。
タモ材:糸のように狭い柾目(まさめ)
オーク材(ナラ):虎斑(とらふ)
という特有の木目が見分けるポイントです!
虎斑(とらふ)は、「虎の縞模様に似た模様」のコト。
木目の模様は「杢(もく)」と呼ばれ、模様によって色々な名前がついているよ!
価格をくらべると、
タモ材の方が少し安い傾向にあります。
見た目が似ている木材なので、
「虎斑(とらふ)」の木目にこだわらなければ、
タモ材の方が費用が抑えられます。
タモ材の特徴
北欧テイストの家具と相性がいい木材だよ。
白木の女王と呼ばれるほど、美しい木目をしている。
見た目は、
辺材(樹皮に近い部分)は、白っぽい淡い色。
中心はややくすんだ褐色
です。
切り出す部分によって色が異なり、
加工した時のグラデーションがキレイ。
木材の根元から先端まで均一に、
木目がハッキリと現れるのが特徴的な木材。
タモ材の木目は、
糸のように狭い柾目(まさめ)が現れることから
「糸柾(いとまさ)」
「毛柾(けまさ)」
と呼ばれています。
年輪幅が約1mm〜2mmの木目をこのように呼ばれています。
ただ硬いだけじゃなく、弾力(粘り)があるため、
建材や家具やフローリング、建造物、
スポーツの木製品など幅広いジャンルのものに使われている。
手触りがいい木材は、日常的に使う家具にぴったり!
楽器などにも使われているよ。
タモ材のメリット・デメリット
メリット
- ナチュラルで美しい木目
- 硬くで頑丈だけど弾力がある
- 経年変化が少ない
デメリット
- 強度が高いため、加工が難しい
- 同じ大きさの別の木材と比べて重い
- コストが高め
タモ材のメリットは、
何と言っても「木目」。
ゆっくりと生長するので目幅が狭く、
その細かい木目は「糸柾(いとまさ)」と呼ばれ、
「白木の女王」と呼ばれる所以になっています。
家具や野球のバットやラケットに使われるほど、
高い強度と弾力も持ち合わせていますが、
逆に、
加工がしにくいのがデメリット。
長く使いたい家具などにはおすすめです。
経年変化も少なめで、
年月が経つと黄色っぽくなるのが特徴。
これは、好き嫌いが分かれると思うので
メリット、デメリットにもなりそう。
人気の木材で需要が高く、
価格は高め。
ウッドショックなどで高騰しているので
落ち着いたら値段も変わってくると思われます。
タモ材に限らず、今木材は高め💦
タモ材の強度・耐久性は?
「タモ材」は硬く、加工前の下穴処理は必須になります。
そのため、やや扱いにくい木材になります。
比重は0.65程度と、
硬い部類に入ります。
ただ、あくまで内部材としてなので、
屋外での仕様はあまりおすすめしません。
国内のタモ材は、
ヤチダモ、アオダモ、シオジなどがあり、
成長度合いで木の硬さが変化します。
ヤチダモやシオジ⇒家具や合板
アオダモ⇒バット
に使われることが一般的です。
一般的に、
針葉樹は軽くて柔らかい、
広葉樹は重くて硬い、
(※タモ材は広葉樹)
とされており、
木が含んでいる空気の量に関係しています。
広葉樹は、多孔率(細胞と空気の隙間の割合)が低い=硬く重い、
針葉樹は、多孔率(細胞と空気の隙間の割合)が高い=柔らかく軽い
ということになります。
同じ大きさの木では、重くて堅い方がほうが強度があると考えます。
木材の重さは水と比べて表します。
水→1とし、比重が1より大きいと沈み、小さいと浮きます。
・比重が大きい→重い。強度・耐久性が高い。
・比重が小さい→軽い。強度・耐久性が弱い。
木の強度や堅さは、比重に比例します。
木材の比重が気になる方はこちらのサイトで調べられますよ。
タモ材はどこで買えるの?
タモ材が手に入る場所は、
- ホームセンター
- ネットショップ
になります。
しかし、
後継者不足やロシアウクライナ戦争で、
供給が少なくなってきている為、
せっかくホームセンターに行っても
置いてない可能性も!
木材はネットより、ホームセンター派だった私ですが、
(値段がホームセンターの方が安そうだから)
いろいろ調べていくうちに、
ネットの方が安い事に気づきましたw
(もちろんお店によってです。)
時間ももったいないし、
行って無かった時のことを考えると、
送料がかかっても「通販」を選ぶメリットは
大きいかな~と思ってます。
しかも、
・自分の好きな時間に注文できる
・玄関まで届けてくれる
ので忙しい人や女性にピッタリな購入方法なんですよね。
タモ材は、同じ大きさの木材と比べても
重いので女性ひとりで運ぶ必要があるなら尚更かな。
木材のネット注文なんてちょっと心配💦
って最初は思ってたけど、
むしろ「プロ」が選んで送ってくれるから
「初心者こそ、通販利用した方がいいんじゃない?」
って考えに変わりました。
もちろん信頼できるお店を選ぶのが大前提です!
大きめ・長めの木材なんて、
台車に運ぶのも大変だし、
台車に乗せてレジまで行くのもキツイ。
(そして、大物買うと結構見られて恥ずかしい💦)
忙しい人は、木材通販も検討してみてね!
木材を購入する予定の方は、
どの程度の大きさ、量なのか?
自分で運べるのか?
なども考えて、購入先を決めると
失敗しないかと思います!
ナチュラルテイスト・北欧スタイルが好きな方にぴったりのタモ材!
今回は「タモ材」の特徴についてまとめました。
- 糸柾と呼ばれる、細かく美しい木目
- 硬く経年変化が少ない
- シンプルな「ザ・王道」な木材
硬い部類の木材に入る為、
加工の際には、下穴をあけるなど
注意が必要なタモ材ですが
ナチュラル・北欧風の部屋にしたい!
長く使いたいので丈夫で飽きがこないものがいい!
と考えている方にピッタリの木材です。
タモ材に興味があるけど、
実際に見て触ってみたい!
と考える方には、一度サンプルを取り寄せてみるといいかも!
私が実際に利用して良かった木材通販の
お店でサンプル(1つ110円/送料無料)を送ってもらえます。
下記記事で紹介しているので
合わせて読んでみてくださいね!
ホームセンターに足を運んでも
希望の木材、サイズが無く時間を無駄にすることも。
最近は通販で好きな時間に検討、購入することが多いです♪
プロが厳しいチェックをしてから
出荷することになっているので
目利きに自信がない人は安心ですよ。
いくつかの木材通販ショップの値段も比較しているので、
参考になると思います。
ミリ単位でカットしてお届け!
「あまりネットショップを使わないから、心配」という方にも分かる様に、注文から支払いまでの流れを画像付で説明してるよ!
▼木材の質が気になる方はこちら。
木材通販マルトクショップの木材の質は?実際に利用してみた口コミレビュー記事。最後までお読み頂きありがとうございました。